ひだりのメモ帳

日銀を知れば経済がわかる/池上彰

a0011031_22173751.jpg日銀を知れば経済がわかるを読了。
最近、アベノミクスやらなんやらで日銀の話がよく出てきますが、
よく考えると日銀が何やってるのかよく分からないな、ってことで。


以下、メモ。

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・金融とは「資金を融通する」仕事
 余っている(すぐに使う予定のない)ところからお金が必要なところへ融通する

・日銀の3つの役割は「銀行の銀行」「政府の銀行」「発券銀行」

・日銀は金融機関がお金を預ける銀行。
 俺らは預けることはできない

・日銀は政府にとっての金庫
 税金や社会保険料は銀行や郵便局が代理店になっているので、
 そこで納付することができる
 
・国の銀行である以上、借金(国債)の事務も担当している

・日銀は紙幣を発行する(製造しているのは国立印刷局)
 硬貨は政府が発行する(日銀に流通事務を委託)

・戦前戦中の国債が紙くずになった経験から、政府が発行した国債を日銀が
 直接買い入れる「日銀引き受け」は禁止されている

・日銀は物価の安定のために、金利のコントロールを行っている。(金利調整)
 金利水準は「金融政策決定会合」で決定する。

・以前は金利水準を上下させるために「公定歩合(※)」を操作していた。
 (※)金融機関が保有している国債や社債などを担保に日銀が資金を貸し出す際の金利。

・しかし現在は、「市場原理」に基づいて金利が動く仕組みを尊重
 日銀が金融機関との間で国債を売買することで金利水準をコントロールしている。

・「買いオペレーション」とは、金融機関が持っている国債を日銀が買い上げること
 金融機関の資金を潤沢とし、金利を低下させるのが狙い

・デフレで物価が下落していくと、同じお金でも買えるものが増えるので、
 実質金利はプラスになる。
 デフレ下では、金利引き下げが硬貨を発揮しなくなる

・金融庁の検査には法的根拠があり、銀行法で検査が義務付けられている。
 一方、日銀の考査は、日銀法に基づいて実施されるが金融機関と双方の合意の上で
 実施される。拒否しても罰則規定はない。

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池上さんの本は、読みやすくって面白いなぁ。
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by lef_hidari | 2013-02-16 22:15 | Book