ひだりのメモ帳

池上彰教授の東工大講義 世界編/池上彰

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池上さんの本はやっぱり読みやすくて面白いですね。
世界には知らないことがいっぱいあるなあ。

メモ
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・高校までの学習過程には、学界の多数派が「正しい」と認めた内容が盛り込まれている。
 学界で定説になっていない理論や学説は入っていない。
 
・核兵器保有は合憲との判断が政府見解として確立されている。
 日本政府としては自衛のために核兵器を持つことができるが、政策上の方針として
 一切の核兵器を保有していない状態

・どの国を中心に見るかで、世界地図の見え方は異なる。
 アメリカの世界地図では、アメリカと欧州は非常に近く、
 インドシナからインド・パキスタン付近が分断され、位置関係が不明確になる。

・株式会社が作られたのは、船での貿易がはじめ。
 船が戻ってこないと資金を返せないため、金融機関の融資や社債発行とは異なる、
 返済義務の無い資金調達手段が必要だった。

・株式会社は法人。人でないものを法律上、人として扱う。
 株式会社を法律上、人と扱えば会社組織が土地や建物を持つことができるので、
 社長や経営陣が代わっても会社が存続できる。
 
・何かの行動を取るとき、別の何かの可能性を犠牲にし、機会費用を払っていること
 を自覚すること。
 
・アメリカでサブプライムローンが拡大した要因のひとつは、借金が返済できなくなった
 場合、担保の住宅を引き渡せばそれでおしまい、であったこと。
 借金が残る可能性のある日本とは異なる。
 
・年金とは保険であり、長生きのリスクに備えたもの。

・テレビではCMが多すぎないように基準が設けられている。
 60分番組だとCMは6分しか入れられないが、54分番組+6分番組だとCMは8分入れる
 ことができる。

・テレビの視聴率に当然ながら誤差がある。
 「視聴率10%」と出たとき「誤差はプラスマイナス2.4%以内に留まる可能性が95%」

・大統領は国家元首であり、首相は行政のトップ
 そのため、国王や女王がいる国には大統領は存在しない。

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読んでもすぐ忘れるのが悲しいところ。
これも読んだのだいぶ前なのでメモるためにざっと読み返したらほとんど覚えてなかった。
メモマークをつけていないところにも面白いところがいっぱいあったけど、とりあえず。
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# by lef_hidari | 2013-06-11 11:25 | Book

これからすごいことになる日本経済/渡邉哲也

a0011031_1813178.jpgアベノミクスサイコーだぜ!!という本。
(読んだのだいぶ前。)

著者が自民党にかなり近そうなので、肯定派なのは当然か。
読みやすくで面白いけどね。

以下、メモ。

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・リーマンショック後、他国がお金を刷る(マネタリーベースを増やす)中、
 日本はほとんど増やしていなかった。円高になるのは当然だった。
 (アメリカ 3.4倍、欧州2.3倍、日本1.4倍)
 
・FRB(アメリカの中央銀行)と日本銀行の間には大きな違いがある。
 FRBの政策目標には、物価の安定だけでなく雇用の最大化が含まれているので、
 雇用をベースとした金融政策がとられる仕組み
 
・ヨーロッパの中で弱体化する国への救済が進まないのは、その国が持っている資産や
 利権の値下がりを待っている国があるため。
 救済が進まない方が都合の良い人たちもいる。

・LIBOR (London Inter-Bank Offered Rate) とは、ロンドンの金融界での平均金利。
 これにリスクプレミアムを積み上げたものが一般の貸付金利になる。
 世界中の銀行金利の基準となっているが、サブプライムショック後に操作されている
 疑惑がある。

・格付けで問題なのは、債券を売る側がお金を出して格付け会社に評価してもらっている点。

・中国の銀聯カードはクレジットカードではなく、デビットカードに近いもの。
 中国では信用販売はまだまだ小さく、内需もみんなが思っているほど強くない。
 
・韓国経済はそれほど好調ではない。
 7大メガバンクのうち6つが外資比率50%を超え、外国資本に支配されている。
 そして、国内の10大財閥がGDPの76.5%を稼ぐいびつな構造。

・IMF(国際通貨基金 International Monetary Fund)はいわば借金取り。
 どの国も頼りたくはない。

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# by lef_hidari | 2013-06-10 18:13 | Book

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる/クリス・アンダーソン

a0011031_0151575.jpg話題の本だったので、購入。
作者さんの前の本も持ってるよ。(だいぶ前に貸して返ってこないけど。)


以下、自分的に気になったとこメモ

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・メイカーズはデジタルツールを利用して画面上でデザインし、
 デスクトップの工作機械でものづくりを行う。
 自分の作品をオンラインでシェアし、ものづくりのプロセスにウェブ文化
 とのコラボレーションを持ち込む。
 これにより、これまでのDIYには見られなかった規模で一緒になって何かを
 作り上げていく。

・メイカームーブメントの3つの大きな特徴
 (1)デスクトップのデジタル工作機械でモノをデザイン・試作(デジタルDIY)
 (2)デザインをオンラインコミュニティで共有し、仲間と協力する
 (3)デザインファイルが標準化された

・金、土地などの伝統的な形式な財産は、その総量に限りがあるのに対し、
 潜在的に価値のあるアイデアの数は限りがない

・20世紀には3つのボトルネックにより品揃えが限られていた
 (1)大量生産に見合うこと
 (2)大量流通に見合うこと
 (3)消費者の目にとまること(広告などで)

・デジタルであることの大きな違いは、コピーやシェアと同じくらい簡単に
 「変更」を加えることができること

・デスクトップ工房4種の神器
 (1)3Dプリンタ
 (2)CNC装置
 (3)レーザーカッター
 (4)3Dスキャナー

・3D印刷などのデジタル製造技術に出来ないことは、規模の経済が働かないこと

・デジタル生産では、従来のものづくりではコストのかかるものが無料になる
 (1)多様性(ひとつひとつ違うものを作っても全部同じものと同様のコスト)
 (2)複雑さ(小さな部品いっぱいでもコンピュータはただで計算してくれる)
 (3)柔軟性(コードを変更すれば商品の変更が可能)

・ウェブを基盤にしているビジネスは設立したその日からグローバル市場で戦っている

・クローン(模造)品を好意的に受け止めた4つの理由
 (1)製品サイトのウィキが中国語に翻訳され、多くの人に読まれる
 (2)クローン品は成功の証(欲しがってる人がたくさん)
 (3)競争はよいこと
 (4)クローンが本物のイノベーションと改善につながることもある

・いちばん優秀な奴らはたいていよそにいる
 会社が雇える人材としか一緒に働けない

・「人材のロングテール」
 ウェブのおかげで、教育や経歴に係わらず、能力を証明することが出来る
 また、本業かどうか関係なく、企業の外で協力することが可能

・キックスターターが解決する3つの問題
 (1)前倒しで収入
 (2)顧客をファンのコミュニティに代える
 (3)市場調査(資金調達目標に到達しないプロジェクトは市場でも成功しない)

・GMやGEがなくなるわけではない。
 大ヒット作がなくなる時代ではなく、大ヒット作による「独占」が終わる

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へぇー、って感じで面白いは面白いけど、もうちょっとコンパクトにできないだろうか。
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# by lef_hidari | 2013-02-19 00:15 | Book